子テーマでのカスタマイズであれば、親テーマと同じ階層を作り、そこに上書きしたいテンプレートファイルと同じファイル名のファイルを設置して編集をすれば、自動的に上書きされるのがWordPressの便利な仕組みです。
しかし、それを多様しすぎるが故に、アップデートの恩恵を受けられない程のカスタマイズを施してしまうというケースも散見されます。
ですので、現在では、Snow Monkeyのカスタマイズに関しては、My Snow Monkeyというプラグインを開発する形でのカスタマイズが推奨されています。
ですが、上記したように子テーマではないため、親テーマと同じ階層にテンプレートファイルを用意したからといって、上書きができるわけではありません。
そのようなテンプレート上書き階層を用意するソースコードがこちらになります。
ソースコード
<?php
add_filter(
'snow_monkey_template_part_root_hierarchy',
function( $hierarchy ) {
$hierarchy[] = untrailingslashit( __DIR__ ) . '/override';
return $hierarchy;
}
);
解説
Snow Monkey内では、view
というディレクトリ内に様々なフロント側に利用されているテンプレートファイルが格納されています。
上記のソースコード5行目に記載してあるように、こちらのソースコードを設置すると、My Snow Monkeyプラグイン内にview
というディレクトリを用意し、その中に親テーマであるSnow Monkeyのview
内と同じ階層でテンプレートファイルを用意することで、ファイルの上書きを行うことができます。